近江八幡のヴォーリズ(1) [滋賀県]
単身赴任もはや一ヶ月半、
家にいるとついつい家事ばかりやっていて、
ブログ更新や皆さまへの訪問が途絶えがちになっちゃっています。
自分でも驚くくらいマメに家事をこなしているものの、
肝心の自分の活動がすっかり疎かになっている今日この頃・・・・。
さて、連休前半最後の休日は、
こんな古き良き日本の街並みの中に、
W.M ヴォーリズの建築が数多残る近江八幡へ行ってきました。
ちょうど連休にあわせて特別公開をやっていました。
こんな純日本風な街角を右手に折れると
レンガ塀が連なり、
洋風の住宅が三軒並んでいます。
そのうちの一軒が、今回特別公開の、
今年で築100年を迎える「ウォーターハウス記念館」です。
アメリカ風コロニアルスタイルで、
ヴォーリズと共に近江エリアでキリスト教の布教活動を行った、
ウォーターハウス氏の邸宅です。
3階建てで全11室あります。
冬は寒い近江地方、暖炉は5カ所あります。
100年前の1913年、このウォーターハウス邸をはじめ、
洋館が3つ並んで同時に完成したのですから、
当時の近江八幡の人たちにとってはかなりのカルチャーショックだったことでしょう。
こうした洋館は、西洋の便利な生活様式を知ってもらうための、
いわばモデルハウスの役割も担っていたようです。
その7年後には、数軒先にヴォーリズの両親と建築事務所の技師のための家である
「ダブルハウス」も完成し、
この池田町界隈は、 洋館横丁みたいになっていたのでした。
(つづく)
ウィリアム・メレル・ヴォーリズ―写真集 日本人を越えたニホン人
- 作者:
- 出版社/メーカー: びわ湖放送
- 発売日: 1998/02
- メディア: 単行本
けいおん!!(第2期) 9 (Blu-ray 初回限定生産) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- メディア: Blu-ray
近代というより現代でも通用しそうな建築ですね。
by ぐす (2013-05-19 23:12)
ココいいですよね~
バイクで皆さんよく行っているので、今年こそと思っています。
by たくや (2013-05-20 13:12)
近江八幡にこのような洋館建築があるとは
まったく知りませんでした~(@@;)))
by 獏 (2013-05-20 14:48)
近江八幡、一度は行ってみたい街なのです。
風情ありますね。
by 八犬伝 (2013-05-20 20:47)
すてきな洋館ですね。住めるものなら住んでみたいです。
後世の日本人が真似たんでしょうけど、外観がこんな感じのモデルハウスをよくみかけますね。洋館横町のレンガ塀がいい雰囲気です。
by carotte (2013-05-20 21:21)
昔ながらの街並みと 近代的な住宅とのコントラストは不思議ですが 近江ならではの共生となっているんでしょう。
by Jetstream777 (2013-05-21 23:07)
ぐすさま
外壁塗装がちゃんとリノベーションされているのに加えて、コロニアルスタイルのデザインには普遍性があるから、今見ても新鮮ですよね。
たくやさま
ホントにいい街ですよ~、是非いらしてください。街並みは一見の価値あります!!
獏さま
近江八幡、自分にとってはヴォーリズの街の印象が強くて、むしろ実際に訪れてみると伝統的な日本建築の街並に圧倒されました。
八犬伝さま
ここは間違いなく八犬伝さまの好みにピッタリ合うと思いますよ。なにしろ渋い歴史的な街並の中で、ちゃんと普段着の生活が営まれていますので!
carotteさま
もし泉下のヴォーリズがcarotteさまのコメントを聞いたら、大喜びするんじゃないでしょうか。家がきっちりとリノベされてとてもよい状態で保存されている分、手入れのしようがないレンガ塀が長い歴史を物語っています。
Jetstream777さま
今でも不思議な光景ですが、出来た当時はもっとギャップがあったでしょうからものすごいカルチャーショックだったと思います。そうした中でも、ちゃんと土地の人に受け入れられていたのは、ヴォーリズの人柄と行動の賜物なのでしょうね。
by opas10 (2013-05-25 22:16)
ヴォーリズ大好き人間です!
彼の優しさは階段のスロープ(段差)を日本人にあわせたりなどなど細かいところにも至る。。
関西にも足を運んで是非見てみたいです。ご紹介頂きありがとうございます!
by shinoan (2013-05-28 09:42)
shinoanさま
ご訪問とコメントどうもありがとうございます。このシリーズもうすこし続きます。また近日中には豊郷小学校も訪問しようと思いますのでよろしくお願いします。
by opas10 (2013-05-29 23:18)