松江、出雲界隈を徘徊（１）

去年の年末にYokatelierさまが、 

そして最近はKakasisannpoさまが、

松江・出雲への旅行記をアップされているのを見て、

自分も4年前のちょうどこの時期に

松江と出雲大社、石見銀山を訪れたのを思い出しました。

当時は楽天のブログで簡単に写真を貼っていたのですが、

今にして思えば、「映画けいおん」並みのドタバタツアー(笑)だったので、

再編集してみることにしました。

幸いにもオバカな行動は、写真メモとして記録してありました(笑)。

 

ただでさえ寒い時期だというのに、

いつもの「おじさん団体」は、さらに寒い日本海側・島根県へ出かけます。

朝イチのフライトは、猛烈なアゲンストの風を受けて定刻より20分遅れながらも、

天候不良で伊丹へ引き返すことなく無事に出雲空港へ着陸。

同じ便で早目に松江入りしたオジサンたちと、

当然のように市内見物に。

観光俗化されていないおかげで、

昭和な町並みがまんま残っています。

 

県庁前で見つけた、典型的な昭和の銀行建築。

昔はどこの町にも必ずこうした堅牢なつくりの銀行があったものです。

 

町の中心にある松江城は、1607年、つまり関が原の7年後に建造され、

そのまま今に至っています。

つまり築400年超え。

 

そんなシブ～イ天守閣のすぐそばで、

不釣り合いなアーリーアメリカン洋風建築を発見！

明治天皇をお迎えする宿舎として建てられた興雲閣。

1903（明治36)年竣工。

日本人大工が見よう見まねで作った、いわいる擬洋風建築です。 

 

松江城の裏側には、

お堀に沿って落ち着いた町並みや武家屋敷が残っています。

流石にほとんどが飲食店や観光施設になっていますが、

個人の表札がかかって実際に生活されているお屋敷もありました。

業務をすっかり忘れて完全に観光モードに入っていると、

おじさん団体の不埒な行動に神様が怒ったのか、

突然猛烈な吹雪。

 

あ、カミサマどうもすみません、これからちゃんと仕事しますんで、

と慌ててバス停に逃げ込み震えているおじさん団体の様子を、

自分は雪まみれになりながらも嬉しそうに一眼で撮影している物好きが。

その男の正体は、翌日意外なカタチで明らかになります。

（つづく）

 

さて、「映画けいおん」のロードショーもそろそろ終わり、と思ったら

矢も盾もたまらずまた行っちゃいました（←いいトシして何回目じゃ）。

それにしても相変わらず客層が広いので驚きます。

なにより女子比率高し。

最新情報で、映画の興行収入は15億、動員115万人！

配給の松竹は、ウハウハでしょう。

 

 

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コメント 3

青空が広がっていたのに吹雪とはドラマチックですね。^^
擬洋風建築は結構あちこちに残っていますね。ここのも和風と洋風が入り交じっていてじっと見ているとおもしろいです。
おじさんたちの顛末はこの先どのようなことになるのでしょう.......。
by carotte (2012-01-22 21:31) 

昔の面影を残した街ですね。　
翌日はどうなったのでしょうか？　
by Jetstream777 (2012-01-23 15:48) 

carotteさま
あの擬洋風の建物の写真を改めてじっくり見ると、ちょっとコンドルっぽいことに気がつきました。これを手掛けた棟梁が、あの岩崎邸に関わっていたりすると建築マニア的にはすごい面白い展開です。
そしてあの男の正体は・・・衝撃の事実が次回明らかに(笑)

jetstream777さま
おじさん団体の隠れた真実が今明かされる！
みたいな展開じゃないです(笑)。とはいえ、このネタ一週間たつと新鮮味がないので近日中に続きを掲載します(笑)。
by opas10 (2012-01-24 00:16)