真夏にKyoto(5) [travel]
下鴨神社に着いた時には空には一面雨雲が立ち込めて真っ暗ながらも、
雨は小降りで見て回るにはそんなに気にならない程度。
次は神秘的な糺の森だ、と歩き出したところで、ものすごい豪雨。
幸い楼門のところに入ったおかげで雨はしのげたものの、
糺の森への出口である鳥居が霞んしまうくらい激しく振りました。
前日は兵庫県に大雨警報が発令されたようですが、
その雨雲の一部がやってきたようです。
バケツをひっくり返した、という表現がぴったりな降り方で、
シンガポールのスコールを思い出しました。
30分ほどたってようやく小降りになり、神職さんたちも動き始めました。
豪雨で足場が悪くなったので、糺の森は諦めて四条河原町へ出て、
修学旅行生の定番スポットである新京極へ。
うどん屋に入り、早目のランチを摂ります。
師匠は「きつねうどん」、opas10は「衣笠うどん(きつねの卵とじ)」と「かやくごはん」のセットです。
師匠いわく、「初めて京都らしいものを食べた」。
食後は、西洞院通りを下って駅へ向かいます。
この狭い通りにその昔市電が走っていたというのですから驚きです。
古い家並みが残る西洞院通りを下って向かった先は、本願寺正面通り。
こうしたクラシックな町並みの中に、
日本の近代建築史を語る上で外せない逸品が残っているのですが、
ちょっと残念な結果になりました。この顛末は建築物だけの別章で。
落胆して歩いていると近くの植柳小学校で、いまや絶滅しかけている「二宮尊徳像」を発見。
なんとか気を取り直して京都駅へ向かい、JR奈良線に乗ろうとしたら意外な事態が。
(つづく)
京都風景を懐かしく拝見しました☆
市内中心部は景観保全のための建築規制が多いことから
opas10さんの目にはいろんなものが映ったんだろうな
と思います。
by Extra-Low (2010-05-23 08:18)
Extra-lowさま
いつも躍動感あふれる写真を楽しませていただいております。市内中心部も表通りに面したところは結構再開発が進んでいました。でも一歩裏通りに入ると味のある街並みが残っていてホッとします。
by opas10 (2010-05-23 10:50)