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年末北方活動録(1)寒波の往路編 [travel]

この年末も北方にある実家へ単独帰省。
地球温暖化が言われる中、今年の年末は大変厳しい寒波に襲われました。

例年冬に北方に移動する際はJRを利用するopas10、
今年は寝台のチケットがとれず、昼間の移動となりました。
朝7時半に東京駅から「はやて」に乗ります。

東京地方は朝から晴天、冷え込んだせいもあり空気が澄んでおり、
大宮の手前では富士山がくっきりと見えました。
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快晴の冬の朝ならではのお楽しみ。
これがあるから関東の冬はいいのですよねえ。

大宮を過ぎると冬晴れの関東平野が広がります。
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これまた実によい景色。

さて、宇都宮を過ぎると関東平野も終わり、那須山系に近づいてきます。
山の方には何やら不気味な暗い雲。
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トンネルを抜ると那須塩原近辺、
関東平野から山地に入るといきなり雪景色になりました。
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これ以降車窓はずっと雪景色です。
その昔、白河以北一山百文と言われ、僻地扱いされてきたのは
関東平野に比べるとケタ違いに厳しい気候があったからなのでしょう。

仙台まではずっと吹雪、
じゃあ岩手県なぞはさぞや大荒れだろうと思いきや、
盛岡を過ぎると時折日が差し、栗駒山系がキレイに見えました。
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八戸で新幹線から普通の特急に乗り換えて函館に向かいます。
駅のホームはすっかり凍りつきベラボウに寒い。
少しばかり吹雪いています。
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八戸から青森までの間はかなり雪深く、今年の冬の厳しさを感じさせます。

青森を過ぎてopas10ご用達の八戸の駅弁「小唄寿司」
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で昼食をとっていると
車窓の外は猛吹雪。
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ここまでの悪天候は初めてです。

青函トンネルを抜け北海道に入っても相変わらず雪深い状態ですが、
函館に近づくと太陽が出てきました。

なんだ、北海道は天気いいんだ、と思っていたところ車内アナウンスで
北海道内は朝から悪天候で列車のダイヤが大幅に乱れているとのこと。
そのうち車掌がやってきて、乗継列車の説明を始めました。
どうやらopas10が乗り換える予定の列車は滅茶苦茶に遅れており、
その一本前の列車ですらまだ函館駅に到着していないとのこと。
一本前の列車がすぐに折り返しになるのでその自由席に乗車してくれ、と言われる。

函館駅に着いたところ、一本前の列車もあと1時間しないと到着しないとのアナウンス。
指定じゃなくなったので寒いホームに30分並び、どうやら座っていけることになりました。
予定より一間少々遅れて函館発。
北海道内悪天候というものの函館付近は晴れており、
大沼公園のあたりでは駒ケ岳がきれいに見えました。
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ホントに天気悪いのかよ、と油断していたら長万部の手前から猛烈な吹雪。

目的の駅に到着したら、これまた凄い吹雪と凄い寒さ。
ここ10数ではここまでヒドイ天気は記憶にアリマセン。
駅前でレンタカーを借り、ツルツルになった道をソロリソロリと走って実家に向かうも
途中で猛烈な地吹雪に遭い、視界が1メートルくらいになった時はマジにビビリました。

実家に戻るも、車庫の前に大量の降雪。
荷物を下ろす間もなく雪かきで20分。
その夜は一晩中暴風雪が吹き荒れました。
結局この日は千歳空港発着の航空便はほぼ全便欠航になったそうで、
JR利用だからこそ辿りつけたようです。
しかし前日までは雪もなく晴天だったとのこと。

翌朝部屋の窓を見ると、氷の結晶がはりついていました。
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なんと、暴風雪が吹き荒れる天気がここから3日も続きました。

(つづく)
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