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世田谷の前川國男：世田谷区立郷土資料館（..｜目黒のさくらブログトップ

世田谷のレーモンド：東京聖十字教会　[建築、デザイン] [編集]

今回の書き出しは、opas10の大好きなアレでして　→　あ、みなさん引いてる？

どうやらローソンは、

オッサンの財布のヒモを緩めるどころか、

完全にヒモを切ってしまいたいのでしょうか（笑）。

またまた来ます、「けいおんフェア」！。

映画も終わり、この先当分「けいおん」関連の新ネタはなさそうだな～、と

少々寂しくなっていたところなので、

大人買いに走ってしまいそうな予感（笑）。

一旦冷静さを失うと、

関連商品であればとりあえず買っちゃうので

結構ヘンなものまで買っているんですよね・・・。

しかも昨年１１月の、映画公開直前のキャンペーンの時は、

かなりビミョーなアイテムが多く。

たとえばこれ、「けいおん手帳」　~~（おいオッサン、なぜ買っている！）~~　。

さて、前回までは「世田谷の前川國男」シリーズできましたが、

今回は、別の巨匠の手による世田谷の名建築です。

世田谷区役所のほど近く、松陰神社の住宅街の中に

アントニン・レーモンドの手による小ぶりな教会が建っています。

東京聖十字教会（1961)、

元々は関東大震災を機に郊外へ移り住んだ人々に対する

精神的な拠り所として開設された教会です。

外観の特徴は何と言ってもカマボコ型のシェイプ。

素材は「柱状合板」、いわいる集成材です。

この材料を使って、いわいる「合掌造り」風の建物を造った例としては

日本で初めてとなります。

地域の中で形式ばらない活動を旨としている教会だそうで、

全体的に質素な印象。

ファサードもステンドグラスでなく、

着色したプラ板がはめこまれています。

しかし、それが決してチープな印象を与えず、

むしろ集成材との組み合わせにより、

好感のもてる質素さを醸し出しています。

路地の奥は世田谷線の線路。

今回は、集会をやっていたので遠慮しましたが、

次回は内部もぜひ見てみたいものです。

本格的に発展したのが戦後なので、

名建築の集積度がイマイチな世田谷ですが、

F.L.ライト直系のレーモンドと、コルビジェ直系の前川國男の作品が

至近距離で残っている、という意外な楽しみもあるのでした。

オマケで、東京聖十字教会の近くには、

こんな立派な銭湯も健在です。

この破風屋根、

ものすっごくいいんですよ！

（おわり）

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2012-04-08 12:48 nice!(33) コメント(6) トラックバック(0)

nice! 33

このかまぼこ型の建物とソックリな作りの
イタリアンレストランが広島にあります（＾ｗ＾）
いつか紹介したいですね。。。

by rtfk (2012-04-08 19:04)

　↑　カナディアン・ステーキ・ハウスとか？

失礼しました(^_^;)
by ぐす (2012-04-08 22:37)

いや、それほど引きません。むしろ、「けいおん」の話がないと、opas10さん、大丈夫か？と心配になるほどでして。^^;
世田谷線近辺は自転車でうろうろしたことがあるのですが、このかまぼこ型の教会があるとはまったく知りませんでした。ユニークで頑丈そうですね。銭湯は、全体のややうらぶれた感じとりっぱな破風屋根が、かくしゃくとしたお年寄りみたいで好感が持てます。籐の椅子もいいですね。
by carotte (2012-04-08 22:46)

rtfkさま
広島の類似物件、興味があります、ぜひに！　普通ですとこの形は昔の兵舎をモチーフにしているものが多いようです。

ぐすさま
ラーメンじゃないのに(笑)鋭い喰いつき、広島もお詳しいのですね！

carotteさま
「けいおん話」は、opas10の状態を示すバロメーターなんですね(笑)確かに精神的に余裕がない時は、ネタにしていなかったかもしれません。この教会、路地の奥でちょっとわかりにくいところにあるのですよ。自分も結構迷いながら辿り着き、その途中で銭湯を発見しました。
by opas10 (2012-04-15 13:00)