真夏にKyoto(1) [travel]
今年は8月に業務予定が目白押しで、到底夏休みなどとれないと覚悟していたところ
突然師匠が、「今年は京都に行くべし!!」と強硬に主張をします。
スケジュールをやりくりしたら7月末なら動けるので、出張なみの手早さで手配を完了。
この親子、これで夏休みは3年連続の関西となりました。
今年は朝6時半品川発の新幹線に乗ります。
行きの新幹線の時間が、年ごとに早くなっているような気がします・・・・・。
京都に着いたのが8時半をちょっと過ぎたあたり。
バスと電車を乗り継いで市内中心部を通り抜けて「出町柳」の駅へ向かいます。
まずはここから叡山電車で鞍馬へ向かいます。
こんなに朝早くから鞍馬へ行くような酔狂な人はそんなにいないだろうと油断していたら
これが結構混んでいて、展望電車の「きらら」はほぼ満員でした。
2両編成の小さな電車は、洛北の住宅地を抜けると、どんどん山奥へと進み
そのうちにこんな木立の中を走っているうちに終点の鞍馬へ到着。
古都の郊外っぽい木造駅舎です。
駅舎の横には、古い電車の先頭部分が展示されています。
師匠は、今年の夏休みの鉄研テーマが「叡山電車」だそうで、
最新の展望電車との組み合わせのカットは外せません。
駅前の広場にある大きな天狗のお面も外せません。
そしていよいよ「鞍馬寺」、仁王門のところですでに「山登り」の予感。
ケーブルカーがあるので、行きはケーブルにしようぜ、と師匠に提案したところ、
「山は下りがきつい。故に登りは歩きで、下りをケーブルにすべし」。
ということで、由岐神社のご神木もヒイヒイ言いながら眺めて通過するだけ、
その後は九十九折の坂を大汗をかいて歩いて登り、
ああ、やっと本殿じゃと思ったら目の前にはこんな階段。
ようやく辿り着いた鞍馬寺本殿金堂。
目の前には比叡山。暑さや疲れも吹き飛ぶ眺めです。
DNAの奥底にプログラムされているのでしょうか、
生命感というか活力が湧いてくるような不思議な感覚があり、
古来の山岳信仰というものがわかるような気がしました。
(つづく)
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