都の西北の近代建築(1) [建築、デザイン]
500nice御礼申し上げます!
みなさまのおかげで500niceに達することができました。
どうもありがとうございます!!
こんな脱力系のブログではありますが、ご訪問&niceをくださったすべての皆様に
心より感謝いたします。
さて、前回豊里小学校について書いたので、ヴォーリズの建築が見たくなったものの、
関西を拠点として活躍したヴォーリズ、東京にはあまり作品が残っていません。
代表的なのは明治学院のチャペルに山の上ホテル、東洋英和の校舎ですが
初物ということで早稲田のスコットホールを見に行くことに。
暑い中、相変わらずのチャリ移動も思ったより近くて自宅から一時間で到着。
早大戸山校舎の向かい側、坂を少し登ったところに早稲田奉仕園があります。
早稲田奉仕園は、「1908年(明治41)米国バプテスト教会の宣教師であった
H.B.ベニンホフ博士が、早稲田大学の創始者大隈重信の依頼を受け、
キリスト教主義の学生寮「友愛学舎」を開いたことに始まります。」(ホームページより)
奉仕園の活動に賛同した米国スコット夫人の多額の寄附により、
1922(大正11)年にこのホールが完成、以後活動が本格化しました。
ベニンホフ博士と親交があったヴォーリズが設計原案を作り、
早大の内藤多仲研究室が施工監理を、
研究室の今井謙次助教授が設計を完成させました。
塔屋の左側は会議室に利用されており、右側が講堂(礼拝堂)になっています。
完成当時から礼拝だけでなく集会など多目的ホールの機能も果たしてきたそうです。
礼拝堂の正面。
内部を撮影しようとしたところ、ちょうど結婚式の準備で中に入れませんでした。
今でも多目的・・・なようです。
1990年に構造補強と外観の改修保存工事が行われ、
一粒社ヴォーリズ建築建築事務所が手がけています。
なんだか嬉しいじゃないですか。
さて、せっかく早稲田に来たので次なるターゲットは
もちろん早大の早稲田キャンパスに残る近代建築です。
(つづく)
節目の500ナイスおめでとうございます!
by 八犬伝 (2010-06-13 18:45)
祝500nice
次回も楽しみにしています。
by carotte (2010-06-13 20:37)
500ナイスおめでとうございます。
勉強させてもらっております。
今後とも宜しくお願いいたします。
by タナヤン (2010-06-14 12:46)
八犬伝さま
どうもありがとうございます。八犬伝さまの訪問される場所をずいぶん参考にさせていただいております!!今後ともよろしくお願いいたします。
carotteさま
欧州ネタ、楽しみにさせていただいております!!どうもありがとうございます。
タナヤンさま
いえいえ、こちらこそ勉強させていただいております。鶴見線国道駅への訪問はタナヤンさまの影響なんです。こちらこそ今後もよろしくお願いいたします。
by opas10 (2010-06-14 20:31)
NICE 500th おめでとうございます。
とりあえずひとつの通過点、もっとこれから記事が刻まれていくと思います。
建物の背景、歴史、思いが語られており、興味深く拝見。 (^_^)v
by Jetstream777 (2010-06-14 21:56)
500nice!、おめでとうございます!
早稲田ってのは、意外でした。
明学でも東洋英和でもありませんが、
私はミッション系の学校だったもんで、
学校の中にあるこういう建物は見慣れていましたが、
早稲田にもあったとは!
今度、見に行きたいです。
by cjlewis (2010-06-14 22:10)
jetstream777さま
いつもコメントとniceどうもありがとうございます。大変モチベーションをいただいております。
cjlewisさま
佐賀の大隈重信とキリスト教って意外な組み合わせですよね(笑)。質素ながらも温かみのある建物ですので、是非足を運んでみてください!!
by opas10 (2010-06-16 20:35)
実は私もこの建物の存在はまったく知りませんでした。
次回訪問してみたいと思います。
by kurakichi (2011-02-11 16:50)
kurakichiさま
ちょっとわかりにくい場所にありますが、見ごたえのある落ち着いた建物ですので、気に入っていただけると思います。
by opas10 (2011-02-11 17:00)