慈光院

法起寺を後にして、坂を２つほど越えて

大和郡山市に入ったところで左手の丘に登ると、

静かなお寺があります。

 

木立と切り立った土手の参道を進み、

 

書院に入ります。

境内自体がひとつの茶席となっている、

臨済宗大徳寺派の「慈光院」です。 

 

大和小泉藩二代目藩主の片桐石見守石州が

初代藩主である貞隆の菩提寺として1663年に開山。

 

石州の茶の湯は、千利休の長男千道安の流れを汲む桑山左近から学び、

「分相応の茶」を説いたことで

将軍家をはじめとする諸大名から受け入れられました。

 

 

庭園は、 石をほとんど用いず

さつきの丸い刈り込みと、

数十種の木々の寄せ植えによる刈り込みを用いています。 

 

 

茶の湯の寺だけあって、お茶とお菓子をいただきつつ

庭園と景観を愛でる嗜好になっています。 

 

昔は、一面の田畑が広がっていたであろう眺めも今は、

マンションと幹線道路が目に入るようになっていて残念！

景観を守ることは、比較的長閑な奈良ですら難しいようです。

 

本格的な茶室は別にあり、

 

 

「閑茶室」と呼ばれる石州好みの茶室や

 

 

現存する茶室の中で、時代、作者、形状等が証明できる

最古の茶室など、

 

茶室建築の博物館状態です。 

次に来る時は、マチガイなく半日居座りそうです(笑)。 

そして予告です、

次回はすでにネタを仕込んである京都の紅葉で。 

 

さて今回の聖地巡礼は、

Gさまの熱烈な要望に応えて、

別な意味の聖地巡礼(笑)。

 

京阪大津線では、

「けいおん！」放送５周年を記念して、

３月末までこんな電車が走っています。

 

 

やや、これはちょっと大人なムギお嬢様！！

 

 

至福の電車(笑)。

 

 

カチューシャのない律ちゃんはちょっと違和感が(笑)。 

 

このネタつづきます(笑)

 

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コメント 6

このような場所でお茶頂くと心安らぎますね～

by たくや (2014-11-18 10:05) 

いいですね。　山登りがひと段落ついたら　巡礼したいです。
by Jetstream (2014-11-19 11:38) 

凄い電車ですね！絵のサイズがでかいっ！！
by はる (2014-11-20 00:21) 

外の眺めは仕方がないとして、落ち着いた佇まいがいいですね。こんなところで和風ティータイムなどしてしまったら、動きたくなくなってしまうかもしれません。「けいおん！！」、電車もすごいですが、放送５周年というのがまたすごいですね。
by carotte (2014-11-20 16:32) 

バタバタしてて出遅れちゃいました(^^;

どれもこのための書下ろしですか？！
これは絶対撮りに、いや乗りに行きたい・・・でも口実が(+_+)

慈光院でもティータイムですか？
それじゃぁいつもの放課後といっしょ（笑）
by ぐす (2014-11-22 13:42) 

たくやさま
拝観料がちょっと高いな～と思ったら、お茶とお茶菓子付き！むしろ安いくらいでお得でした。

Jetstreamさま
冬は、名山巡りならぬ名刹めぐりなどいかがでしょう。

はるさま
痛車ならぬ痛電車ですね(笑)

carotteさま
はい、ここは一度座りこむと動きたくないですね、すっかり根が生えてしまいます。
「けいおん！」第一期放送からもう５年、ということはさわちゃんはもう三十路(笑)

ぐすさま
「それじゃぁいつもの放課後といっしょ」とは、澪ちゃんが言いそうな(笑)。そこで自分の耳元で、ムギちゃんの声が。「飲もう、飲もう」。
けいおん電車、３月末まで走ってますよ、口実はいくらでも(笑)



by opas10 (2014-11-24 22:59)