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東福寺(3)芬陀院雪舟の庭 [寺院 京都市南区]

さすがに書き出しのラーメンネタは、もう尽きました(笑)。

ということで、早速本題へ。

 

東福寺塔頭寺院のひとつ芬陀院は、

あの雪舟が作庭した庭園をもつことから、

雪舟寺とも呼ばれています。

雪舟は元々、東福寺の末寺で少年期を過ごし、

名を成してから東福寺に来山の際には、

芬陀院に起居したとも言われています。

 

画聖である雪舟が、石で描いたのが「鶴亀の庭」。

T-Bunda1.jpg 

 

 

様式は、禅宗枯山水で、1460~68年あたりの作とされています。

T-Bunda2.jpg 

京都でも最古の枯山水庭園の一つとされています。

 

左の鶴島は折鶴を、右の亀島が亀の姿を表しています。

T-Bunda6.jpg

 

T-Bunda12.jpg 

この庭も、二度の火災と歳月の中で荒廃していたのを、

重森三玲氏の手により復元されました。

 

その際に氏は、鶴亀の島を題材にした東庭を新たに手掛けています。

それが1969年に復元された茶室図南亭から眺める、東庭。

T-Bunda3.jpg 

茶道を愛好した「茶関白」こと一条恵観が、

東福寺参拝の折りに茶を楽しんだとされる図南亭は、

宝暦の大火で焼失。

公の300年忌に復元されたものです。

 

露地には公が愛用した手水鉢。

T-Bunda4.jpg 

東福寺、これから頻繁に通うことになりそうです。 

 

さて、「けいおん」聖地巡礼は、

またまた「マラソン大会」シリーズ。

今回は(も?)、とっておきのコアな場所です。

自販機に新しい銘柄のジュースを見つけて、

マラソンを忘れて駆けよる唯。 

T-Bunda7.jpg 

T-Bunda9.jpg 

あるんですよ、ピッタリ一致する場所が。

 

なにしろこの自販機の向かい側には、

呆れている律ちゃんの後ろに見える

T-Bunda8.jpg 

T-Bunda10.jpg

虫籠窓の家がちゃんとあるのです。

 

ちなみに、この家の斜め前が、

前回紹介した澪ちゃんが立っていた場所なのでした。 

 

 


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コメント 7

たくや

美しいです!日本の美ですね~
by たくや (2014-06-15 22:08) 

kuni

自販機の場所まで特定するとは!?筋金入りですね。
by kuni (2014-06-16 12:40) 

carotte

鶴は折鶴だったのですね。同じ日本庭園でもそれぞれにずいぶんと味わいが違うものですねえ~。
京都の町全体が、「けいおん!!」のセットだったんですね。虫籠窓の家はなかなかの味わいです。
by carotte (2014-06-17 13:11) 

ぐす


内緒の聖地巡礼、来週です(^_^)v

エリザベス並みと言って欲しかった←て、いつのコメントに反応してるやら(笑)
by ぐす (2014-06-20 20:38) 

opas10

たくやさま
雪舟ならではの侘びた味わいでした!

kuniさま
好きこそものの・・・ですかね(笑)

carotteさま
日本庭園、さすがに奥が深くて、古の日本人のクリエイティビティに感服しきりです。京都市の左京区は、5年前だったら「けいおん」でものすっごい町おこしできたはずなんです。

ぐすさま
週末にいらっしゃるのでしたら、澪ちゃんの石垣やら平沢家やら、聖地をご案内します!



by opas10 (2014-06-21 15:38) 

ぐす

ありがとうございます。
正確には再来週の月曜日なんです。
しかも団体の引率者として(>_<)

なので次の機会にお願いします。
「内緒」の意味は、他の同行者に内緒で訪問先に聖地を入れちゃったからでした(笑)
by ぐす (2014-06-21 22:57) 

opas10

なんと、団体の引率者ですか!さわちゃんみたいなポジションってわけですね(笑)。
by opas10 (2014-06-22 23:13) 

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