建築行脚@上野の森(4:岡田信一郎part1) [建築、デザイン]
opas10が岡田信一郎の建築物に本格的に興味を持ったのは
昨年9月に大手町界隈の建築めぐりツアーを行った際に
明治生命館の実物をすぐそばで眺めてからです。
日本近代建築屈指の名建築といわれるだけあって、
そのディテールの素晴らしさには感動しました。
そして、嬉しい事に上野の森には岡田信一郎の作品が
まとまって残っています。
博物館動物園駅の道路を挟んだ向かい側にある優美な建物が
「黒田記念館本館」です。
文明開化の時代日本を代表する洋画家であり芸大教授であった黒田清輝の没後、
彼の遺産により美術研究所として1928年に建てられたものです。
その設計を任されたのが、同じ芸大の建築学科の教授であり、
様式建築の名手といわれた岡田信一郎でした。
この建物の最大の特徴は、ファサードの部分。
窓をはさむようにトスカナ式の飾り柱を立てることで、
採光のための大きな窓が、機能のためでなくひとつの様式として自然に存在しています。
タイル壁も非常に美しい。
(つづく)
昨年9月に大手町界隈の建築めぐりツアーを行った際に
明治生命館の実物をすぐそばで眺めてからです。
日本近代建築屈指の名建築といわれるだけあって、
そのディテールの素晴らしさには感動しました。
そして、嬉しい事に上野の森には岡田信一郎の作品が
まとまって残っています。
博物館動物園駅の道路を挟んだ向かい側にある優美な建物が
「黒田記念館本館」です。
文明開化の時代日本を代表する洋画家であり芸大教授であった黒田清輝の没後、
彼の遺産により美術研究所として1928年に建てられたものです。
その設計を任されたのが、同じ芸大の建築学科の教授であり、
様式建築の名手といわれた岡田信一郎でした。
この建物の最大の特徴は、ファサードの部分。
窓をはさむようにトスカナ式の飾り柱を立てることで、
採光のための大きな窓が、機能のためでなくひとつの様式として自然に存在しています。
タイル壁も非常に美しい。
(つづく)
2008-09-27 18:06
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